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特集 名門の工房 大倉陶園 第4話
名門の工房 大倉陶園 日本を代表する陶磁器の魅力に迫る伝統の技を受け継ぎ美術品級の美しさを誇る大倉陶園を訪ねて
第1話 「良きが上にも良きものを」創業者精神に貫かれた名門ブランドの歴史
第2話 美術品に、日常に映える器に息づく陶磁器製造の大倉スピリッツに迫る
第3話 美術品の陶磁器が生まれるまで
第4話 日本が誇る高級陶磁器の数々
皇室の御用を賜る大倉陶園の優雅で気品に満ちた陶磁器。美しい陶磁器は人々の気持ちを繋ぎ、心を豊かにしてくれます。

陶磁器 写真

使うことで心も豊かに

日本が世界に誇る高級陶磁器。ご家庭にあっても、なかなか日常的には使いにくいものです。でも、飾っておくのもいいですが、使ってこその食器でもあります。どのように扱えばいいのでしょう。大倉陶園の歴史やスピリッツについてお話をいただいた、前田氏はこうおっしゃいます。「高級な陶磁器は、手洗いが基本ですね。使う側にも丁寧に扱っていただきたい。でも陶磁器は割れるからいいんです。それが焼物の良さだと思います。だから大切にしようと思う、それがいい。」 確かに、プラスチックのお皿や割れてもいいような安物ばかりを使っていたら、物を大切にする気持が薄れていってしまう。大倉陶園では、破損したら補充や金修理などの相談も受けています。前田氏は、前述のインタビューの中で、手作業で作る漆蒔は「絵の具のロットや湿度、作る人によっても多少の違いが出てきます」と話されていましたが、「例えば、漆蒔きのカップが壊れたら、ソーサーも持って来ていただき、その色と出来るだけ同じ色になるように作ります」とおしゃっています。それだけの愛情をもって丁寧に作られた製品だと思うだけでも、大切に使う気持ちになりますし、もし破損してしまっても、きちんと補充したり修理に出して、また同じように使い続けようと思うはずです。そういう本物の逸品は、作り手と使う人を思いやりの気持ちで繋き、心も豊かにしてくれます。


暮らしを優雅に彩る逸品たち

飾って楽しむということについて前田氏は「美と機能は別だと言う人がいますが、私は別ではないと思います。“美は機能する”と。本当に美しいものは、見るだけで人の気持を和ませるという機能がありますから。」 リビングに飾って眺めたり、記念日など特別な日だけは実際に使ってみるなど、高級陶磁器も生活に取り入れる機会を作る事で、気持や精神は陶磁器のように白くきれいになるのかもしれません。また、結婚や出産など、人生の大切な節目などにオートクチュールを注文しても素敵な記念になるでしょう。そして代々大切に伝えていく。大倉陶園の陶磁器は、そんな家族の繋がりを作っていくにも相応しい逸品です。

陶磁器 コラージュ写真

最後に

今回、神奈川県横浜市戸塚にある大倉陶園に伺い、まず、最初に通された展示室にずらりと並ぶ芸術作品級の美しさに圧倒されました。その後、作業工程を見学し、前田氏のお話を伺って感じたことは、「本物を追求する以外に余計なものはいらない、それよりひとりひとりが自分の仕事に妥協しない事」。静かながらも大倉陶園に脈々と息づく、創業から変わらないもの作りへの強い思いを感じ、その真摯な姿勢には感動しました。高価過ぎて縁がないと思っていた高級陶磁器ですが、気持を込めて作られたものは、気持を込めて大切に使ってこそ意味があると実感しました。身近なところでカップ&ソーサーからでも手に入れて、日常的に使ってみたいという気持になりました。芸術的な完成度を誇る大倉陶園のそれを手にした時の、その軽さ、そして口あたりの薄さ、生地のなめらかさには、きっとびっくりするはず。一日の中で気持ちを豊かにする贅沢な時間を味わうことは、とても大切だと思います。


大倉陶園謹製の当社オリジナル商品は



 
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