特集 プリンストン通信 第14回 |  |
「ガソリンが高い」ガソリン節約術!
2話こんにちは、IEIアメリカの高木です。今回も引き続きアメリカでのガソリン節約術についてご紹介します。 ■自転車
趣味で自転車を愛用する人は多いですが、最近では通勤で自転車を使用。電車に自転車を持ち込んで、駅から会社まで自転車で通勤。バスにも自転車を持ち込むことができ、スラスラと通勤。おりたたみ式の自転車なら、ほぼ全線、ほぼどの時間帯でも電車に持ち込めます。おりたたみ式でない普通の自転車も、かなりの電車でOK。環境にやさしく、健康的! ■カープールガソリン代の高騰で会社もカープールを奨励。カープールは、近所や町内で同じ会社に行くもの同士が、一台の車を利用して通勤するもの。最近では大きめ車バンプールが流行。アメリカの州によっては、カープールやバンプール専用の車線があり、交通渋滞を避けてスイスイ通勤できます。通勤時間の渋滞はストレスがたまりますので、<ストレスたまらず><はやく><安く>の一石三鳥。某会社はこのバンプールを広めるため、近所同士で、同じ方向に通勤する人をインターネットで募っています。 ■ガソリン予約ガソリンの高騰でタイムリーにはじまったのがガソリンのプリペイドカード。将来に買うガソリンを前もって買えます。年会費3000円を払い会員になり、値ごろ感のあるときにガソリンを予約しプリペイドカードに貯めます。このプリペイドカードで全米20万箇所のガソリンスタンドで、あらかじめ予約した価格で給油できます。たとえば、今リッター150円で安いと思ったら100リッター予約すれば、普通のガススタンドが200円になったときに5000円もお得。契約しているガソリンスタンドが多いので、近場でも、遠出でもガソリンの節約が可能です。 ■ガソリン無料なんでも無料が一番、皆さんそう思いませんか。ガソリンも無料だったらどんなに良いでしょう。某車ディーラーはついにガソリン無料を発表。車を買った人はディーラーが夏場無料でガソリンを支給します。 
車のディーラーの広告の他にも、車に会社の宣伝広告をつければ、ガソリンを無料で支給するサービスもあります。このサービスは新語でドライバタイジング。DriveとAdvertisingからきています。自分の車に、たとえば任天堂のWiiの広告をつけて、月1500キロくらい運転して、町の宣伝等車になればガソリンが支給されるもの。テレビ、新聞、雑誌、街の看板の広告より、最近はインターネット、サテライト・ラジオ、アイポッドの広告が伸長しているようです。ガソリン高で始まったドライバタイジング広告の効果はどうでしょうか?
こんな感じの車になります。
http://www.gasforfree.com/
ガソリンが高くなりこちらでも日常生活に影響を与えています。私はコレまで1キロ先のスーパーマーケットまで車で行っていましたが、今では徒歩。夏の涼あふれる噴水と、鳥のさえずりを聞きながら散歩。散歩しながらのスーパーの買出しも、運動不足解消になりすこし健康的。プラス思考で、なるべく乗り物に乗らずに、ガソリン高を乗り切ろうと思います!  自宅の近所の公園です。
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