特集 プリンストン通信 第9回 |
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第9回 花の祭典! フィラデルフィア・フラワー・ショー 1話
みなさん、こんにちは。いつも読んでいただき有難うございます。IEIアメリカ支社の高木です。
プリンストンもうららかな陽気の日が多くなり、いよいよ春爛漫という感じ。
今回は春にちなんだとびきりHOTなイベントを紹介します。
アメリカ東海岸の春のイベントで見逃せないフィラデルフィア・フラワー・ショーです。
今回は、プリンストンから西に、車で1時間ほどのところにあるフィラデルフィアを訪れ、アメリカ東海岸の春のイベントで見逃せない、フラワーショーに行ってきました。
今年の開催は3月2日〜9日まで、8日間で25万人が来場したようです。
■伝統ある世界最大の花の祭典
フィラデルフィア・フラワー・ショーは屋内の花の祭典で世界最大。
1829年に始まり、もう200年近い伝統があります。
毎年早春にペンシルベニア・コンベンション・センターで開催され、全米そして海外から園芸家、アーティスト、庭園デザイナーなどが集まります。

ペンシルベニア・コンベンション・センター
33エーカーの会場を花で彩るのに3500名のボランティアを使っても設営に1週間かかるそうです。
主催はペンシルベニア園芸協会で、収益の一部は、街の緑化に使われています。

■音楽
2008年のテーマは音楽。花と音楽……なんとすばらしい組合せでしょう。フラワーショーはいつもすばらしいのですが、今年は特別!花と音楽による豪華な演出のおかげ。

会場にはいるとコントラバスの
大きな飾り

グランドピアノを花で飾るのも
素敵な印象。

噴水に花でかたどったピアノは
芸術作品。
8日間のフラワーショー期間中、この生花を生き生き魅力的に見せるため、必要であれば2日から3日毎に花のとりかえ作業をするそうです。
■ジャズ

音楽のなかでもジャズに重点がおかれていました

ジャズの発祥の地であるニューオリンズから
有名なバンドも参加
パレードをしながら会場をまわり、ライブコンサートをはじめます。踊りと演奏で熱気あふれる会場。
スイングしているのはバンドだけでなく、参加者も!陽気なジャズのリズム。
有名なニューオリンズのバルコニーを再現して、ライブジャズのはじまりです。

小学生くらいのプレーヤーがトランペットの演奏をしていましたが、プロ顔負けのワザ……..!
ソロも圧倒的。

■人形
毎年、全米フラワーデザイナー協会から一つの作品を展示します。今年は10人のデザイナーが協力して、女性の人形を作ったそうです。何でもアメリカ南部、ニューオリンズのコスチュームを再現したとか。代表のコリーン・ケリーンさんも、「デザイナーが家族のように助け合って、よい作品ができた」と満足げ。
次回も「花の祭典」についてお届けします。

前回実施したフランコさんの絵のプレゼント結果
抽選の結果、渡邊さま が当選されました。
おめでとうございます。
たくさんのご応募ありがとうございました。
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