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特集 プリンストン通信 第5回

第5回 アメリカのクリスマス

皆さん、こんにちは。IEIプリンストン支社の裕子です。今日はアメリカのクリスマスについて、特にアメリカと日本のクリスマスの違いについてご紹介します。
クリスマスの飾り付け
最近は日本でも郊外の家では、家の外にイルミネーションやサンタのライトアップで飾る家庭も増えてきているようですが、アメリカでは10月31日のハロウイーンが終わると、パンプキンのハロウイーンの飾りからクリスマスの飾りに変わります。ドアや車にはクリスマスリース、芝生の上には、トナカイやサンタクロース、カトリック教徒の人たちは、イエスの誕生を祝うシーンを飾ったり、家の軒の下や家の周囲には色とりどりのイルミネーションを飾ります。真っ暗な冬の夜空にきらきらと輝くイルミネーションは、まるで冬空に輝く宝石のように美しいです。もちろん、広いアメリカでは、フロリダやカリフォルニア、ハワイなどは「ホワイトクリスマス」というよりも、ショートパンツ、半そで、サングラス、サンダルが必要な所もあり、南国風のクリスマスとでもいいましょうか。
ツリーは感謝祭が終わってから
クリスマスに欠かせないクリスマスツリーは、11月の最後の木曜日に祝う「感謝祭」が 終わると、家庭でもクリスマスツリーを飾り始めます。クリスマスツリーはモミの生木をホームセンター、ガーデンセンター、スーパーで購入します。カナダ産の山づみになったモミの木から、自分たちで枝ぶりのいいものを選び、持ち帰り用の巨大なネットにいれて、車に積んで持ち帰ります。生木が面倒な人は、毎年使える人工のツリーを飾ります。クリスマスツリーを一年中販売している「クリスマス・ショップ」もアメリカならではの光景ではないでしょうか。家庭によっては、クリスマスツリーだけでなく家中にリースやガーランドなどの飾りつけをします。そしてほとんどの家庭は1月末まで楽しみます。 クリスマスイルミネーション
最も有名なクリスマスツリー
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー
アメリカで最も有名なクリスマスツリーの一つは、マンハッタンのロックフェラー・センタープラザにある巨大なクリスマスツリーでしょう。1933年に正式に始まり、来年2008年には75周年を祝うこのクリスマスツリーは、毎年盛大な点灯式が11月末に行われ、今ではアメリカ全土でテレビ放映されます。毎年カナダやニューヨーク州辺から最低70から90フィート(最長約27メートル)の高さで、樹齢も80年から100年の木が厳選に選ばれ、運ばれてきます。そしてスケート、歌、ダンスのエンターテイメント後、点灯式では7万個以上のライトが一斉に点灯され、ニューヨークのクリスマスシーズンが正式に開始します。マンハッタンの有名なデパートのショーウインドーでもこの時期に素晴らしいディスプレーが披露され、アメリカ国内をはじめ、世界各地から観光客で賑わい、ニューヨークでしか味わえない素晴らしい季節です。
有名デパートのディスプレイ
日本とアメリカの大きな違い
日本とアメリカのクリスマスの大きな違いは、いつも遠く離れて暮らしている家族が家にもどってきて一緒に過ごすといことではないでしょうか。日本のお正月やお盆 のような感じですね。久しぶりに家族が集まり、24日のクリスマス・イブと25日にはクリスマスディナーを、ターキーの丸焼き、ハム、ローストビーフ、それぞれの家庭の伝統を守りお祝いします。もちろん、キリスト教徒の人たちは、教会でクリスマス・キャロルを歌ったりしてお祝いします。
みなが待ちに待っているクリスマス・プレゼント。アメリカではクリスマスツリーの下に飾り、12月25日、クリスマスの朝に開けて楽しみます。子供がいる家庭では、暖炉に 「クリスマス・ストッキング」を飾ります。この靴下に、クリスマス・イブの夜、サンタクロースが暖炉から入って来て、小さなプレゼントをいれてくれるのです。子供たちへのプレゼントは本当は親が購入したものですが、小さな子供達は、サンタクロースが持ってきたと信じています。そして、夜届けてくれたサンタさんに、ミルクとクッキー、トナカイたちにニンジンを暖炉の前に置いておくのも楽しいクリスマスの慣習です。   暖炉にソックス
プレゼントの購入日
ではプレゼントはいつ買うのでしょう。11月の最後の木曜日の感謝祭の翌日の金曜日は、アメリカでは「ブラック・フライデー(黒い金曜日)」と呼ばれています。
どうしてブラック?実は、商店の売上げが、この11月最後の金曜日には、赤字から黒字に転換するからです。それほど、この日は、アメリカ中がクリスマス・ショッピングで大騒動するのです。全国のショッピング・モールや、デパート、大手のディスカウント商店は早朝から目玉商品を狙うお客が行列し大混雑をします。毎年ショッピング・モールの駐車場があふれるのが通常でした。しかし、最近はインターネットが発達し、以前ほどショッピング・モールの大騒動が見られなくなりました。それと、この季節の名物、モールには必ずかっぷくのいい「サンタクロース」のおじいさんがいて、一緒に記念撮影をすることが出来ます。
  暖炉にソックス
プレゼントが返品OK!?
クリスマス商戦が日本と違う大きな点は、アメリカではプレゼントも返品、交換ができることです。プレゼント用の商品を購入する際に、必ずギフトボックスと交換用レシートをくれます。日本のように素晴らしい包装は商店ではしてくれません。アメリカでは自分でクリスマス用のデザインが印刷された包装紙を購入し、包装します。そして、プレゼントでいただいた物が気にいらなかったら返品交換ができるのです。「Satisfaction Guaranteed(サティスファクション・ギャランティード」という贈られた側の満足度優先のこのシステムは合理的ですが、日本ではちょっと考えられませんね。12月26日はクリスマス後のバーゲンセールのお客と、返品交換のお客で、また長い列ができ、大混雑します。
「メリー・クリスマス」だけじゃない
もう一つ最後に、アメリカのクリスマスカードは必ずしも「メリー・クリスマス」だけではありません。多人種、多宗教のアメリカでは、キリスト教徒以外の人には「ハピー・ホリディーズ」「シーズンズ・グリーティングス」「ハピー・ハナカ」「ハピー・クワンザ」としてそれぞれ受け取る人のバックグランドを考えてカードを送ります。
ユダヤ人の間では、毎年日程は変わってきますが、だいたい12月にある「HANUKAH(ハナカ)」をお祝いし、8日間毎日ろうそくを点灯してお祈りをし、子供達はプレゼントももらえる素晴らしいお祭り。そして、「KWANZAA(クワンザ)」は、アフリカから移民した人たちのお祭りです。

では、みなさん、HAPPY HOLIDAYS!
(2007年11月)


 
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